アイコン 大興金属(株)の破綻について

破綻企業:大興金属(株)
所在地:愛媛県四国中央市下柏町718-6
代表者:井川 明
設 立:昭和37年3月
創 業:昭和26年
資本金:4,950万円  
株 主:井川二郎、井川明ほか
業 種:金属性建具製造販売
従業員:50名
年 商:(H22/6)約21億2,000万円
支店営業所:松山、丸亀、観音寺、大阪、広島、岡山
取引行:愛媛(三島)、香川(川之江)、中国(川之江)、百十四(三島)、商工中金(松山)ほか
既存の仕入先:新日軽、三和シヤッター、文化シヤッター、ナブコドア、月星商事、シブタニ、末広金具ほか
既存の販売先:鹿島建設、三井住友建設、戸田建設、清水建設、五洋建設、清水建設、奥村組、井原工業、重藤組、坂出土建工業ほか

破綻状況:5月2日事業停止、自己破産申請の準備に入っている。
負債額:約20億5,000万円
代理人弁護士:村上昭子弁護士(西条市神拝甲511-22、電話0897-58-3505)

同社は、昭和26年創業、昭和37年3月に法人化された鋼製建具製造業者。ビル用サッシを主力に、シヤッター工事や鋼製ドアなどを扱い、大手ゼネコンや地場工務店を対象に、マンション・病院・学校・店舗・工場・老健施設などの現場工事を受注、平成22年6月期の売上高は約21億円を計上していた。
しかし、リーマンショック以降、不況に突入して同業者間の競争は一段と増し、収益性は悪化していた。また、平成19年に増築した大野原工場や新規事業の水処理・浄化装置に対する設備投資負担も重なり、受注も厳しさを増し、営業所展開も経費増を招き、資金繰りを悪化させ今回の事態に至った。
 

[ 2011年5月 9日 ]
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