アイコン (株)共和商会の破綻について

破綻企業:(株)共和商会
所在地: 名古屋市中村区名駅南1-20-31
代表者: 桜井鋼治
設 立: 昭和25年1月
創 業:昭和24年12月創業
資本金:4,500万円
株 主:桜井勝久、桜井鋼治ほか
業 種:ギター等の和洋楽器・付属品卸業
従業員:29名
事業所:名古屋・東京・大阪・広島・福岡
年 商:(H22/5)約8億8,000万円
取引行:みずほ(名古屋駅前)、りそな(名古屋駅前)、三井住友(名古屋駅前)、岐阜信金(名古屋)、名古屋(柳橋)ほか
既存の仕入先:鈴木バイオリン・パール楽器・高峰楽器製作所・東京サウンド・カシオ計算機・セイコーほか
既存の販売先:新星堂・イシバシ・ワンワン・イケベ・ヤマハ・シマムラほか全国の楽器店

破綻状況:5月6日事業停止、事後処理は弁護士一任
負債額:約8億5000万円
委任弁護士:高木肇弁護士(東京都中央区築地2-15-15、電話03-3543-3777)ほか

 同社は、昭和24年12月創業、昭和25年1月に法人化された各種ギターを主力とする楽器の卸業者。その他ドラムや打楽器やギター弦などの付属品やアンプ・スピーカー等も扱っていた。 
エレキギターでは、海外の協力工場で生産するオリジナルブランド「チャッティングバード」を主体に「ダン・エレクトロ」「TAKAMINE」「ランドール」などの販売代理店を務め、全国に営業拠点を構え、楽器店などへ卸販売していた。
楽器店と協賛した販売イベントを行うなど業容拡大、平成19年5月期には約13億5000万円の年商を上げていた。しかし、当業界は競争も激しく、オリジナル品も有していたものの利益率は悪く低収益にさいなまれてきた。
そうしたところにリーマンショックで、高級品を中心に販売不振に陥り、また、趣味人口も含め総体的な楽器演奏者も減少、2010年期は約8億8000万円まで売上高を落とし赤字となった。その後も低迷したままであり、売上高の減少で借入金も相対的に大となり、その負担も大きく、資産処分などして対応していたが、落ち込みに効果は乏しく、今回の事態に至った。

初報:(株)共和商会/弁護士一任

エレキギター 

[ 2011年5月11日 ]
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