「安心院」(あじむ)アグリツーリズム/お米・葡萄・ワイン・すっぽん
司馬遼太郎が「盆地の景色としては日本一」と絶賛した大分県宇佐市の農山村で、「農家民泊」の先駆け的な地域。盆地特有の気温差を生かした米やブドウ、ワイン作りが盛んだが、生産者の高齢化や過疎化対策としてアグリツーリズムに着目。
これは普通の農家に泊まって農業体験をするツアーだが、宿泊や食事を提供する際には旅館業法や食品衛生法、消防法などの規制を受ける。そこで会員制にし、体験料を支払う方式を導入することで多額の資金投資なく実現した。
受け入れるのは農家1軒当たり1日1組のみ、お客ではなく親戚を迎えるようにありのままの生活で訪問客をもてなすのが基本方針。
安心院では「1回泊まれば遠い親戚、10回泊まれば本当の親戚」という言葉がよく用いられる。現在ではいつでも宿泊が可能な農家は17軒。利用客は年々増加し、現在は宿泊数は年間約6,000人にもなっている。(ブランド総研記事より)
安心院は、温泉・崖仏・滝・仙の岩・石橋・こて絵などあり観光地でもある。
[ 2011年9月12日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメントする