アイコン 浦安 液状化で最大▲8.3%値下がり、東京中央区の湾部も下落/地価調査

液状化千葉県浦安市は、東日本大震災で液状化の被害を受けたが、調査対象の12地点のうち7地点で調査が行われなかった。千葉県全体も住宅地、商業地とも下落、県内の住宅地は、昨年に比べ平均で▲2.5%下落、商業地も値下がりし、県全体で平均▲2.4%下落している。浦安市では、調査の対象となった12の地点のうち被害を受けた7つの地点では、ほとんど取り引きが行われず、市場価値の算定が難しいとして調査が行われなかった。
被害を受けていない5ヶ所で調査が行われたが、すべての地点で下落、最大で8.3%値下がりしている。

地価調査は、本年7月1日現在の1平方メートルの価格を国交省が調査し、20日発表したもの。

東京の住宅地は、超高層マンションなどの建設が相次いでいた沿岸部で地価の下落幅が拡大した地域があった一方で、内陸部では一部の地域で下落傾向に歯止めがかかり、東日本大震災の影響が地価の動きにも及んでいる。
今回の都道府県地価調査では、東京の住宅地の地価は、去年に比べて平均で▲1.3%と3年連続の下落。
このうち中央区など沿岸部では、都心に近い住宅地として超高層マンションなどの建設が相次いでいたが、平均で▲0.9%と下落幅が去年よりも0.2ポイント拡大。
一方、内陸部では、武蔵野市が平均で▲0.2%と下落幅が1.9ポイント縮小し、下落傾向に歯止めがかかっている。
これについて国土交通省では、震災により沿岸部で津波や地盤の液状化の被害が出たことが影響しているのではないかとしている。
 

[ 2011年9月21日 ]
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