沖縄電力/3月期第2四半期 カヌチャの影響は大したことない?
同社は、8月特別清算で破綻させた子会社のカヌチャコミュニティ(シニアタウン開発)の負担は僅少であると涼しい顔で表明している。カヌチャコミュニティの負債額は約29億円、資本金4億7千万円、74.2%の出資比率であり、按分すれば25億円あまりの損害を発生させたことになる。出資金含めて25億円の焦げ付きに対し、大したことではないというのは、沖縄電力の傲慢さからであろう。当然経営が悪化した場合には電気料金に跳ね返ってくる。
名護市東部のカヌチャビーチ一帯は、那覇市の白石の子会社により、ゴルフ場やホテルなど各種リゾート施設が大規模開発されてきた。カヌチャコミュニティは白石の子会社(株)カヌチャベイリゾートの出資を得ていた不動産開発会社である。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 82,845 | 9,725 | 8,357 | 6,356 |
12年3月期第2四半期 | 86,564 | 9,182 | 7,878 | 5,536 |
前年同期比 | 104.5% | 94.4% | 94.3% | 87.1% |
12年3月期通期予想 | 168,100 | 12,000 | 9,300 | 6,700 |
11年3月期実績 | 158,494 | 14,376 | 11,042 | 8,047 |
通期予想/前期比 | 106.1% | 83.5% | 84.2% | 83.3% |
[ 2011年10月31日 ]
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