シマノ/3月期第2四半期 円高にもめげず堅調 究極の健康指向産業
釣具でお世話になっている会社であるが、バブル以降つり人口も減少していると見え、磯場も波止場の釣り客も減っている。しかし、同社の収益頭は自転車の変速機にあり、かの中国製でさえ、シマノの変速機(ホンマモンと思うが)を付けている。世界市場で圧倒しており、不景気・健康志向の世の中にあり、業績は円高にも関わらず堅調である。
同社の使命は『人と自然のふれあいの中で、新しい価値を創造し、健康とよろこびに貢献する』ということである。
ここの会社はTPP・ピーピー言っていない。釣具も含めそれほど強い商品を持っているということである。
ピーピー言っている企業は、輸出競争力が新興国に追い上げられ、TPPに関係なく自然に淘汰されていく業種分野の財界の企業群である。
中小企業にあっては、それまでの農業がそうであったように、高収益分野の技術開発やデザイン開発が必要であろう。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 155,875 | 25,558 | 21,535 | 14,413 |
12年3月期第2四半期 | 161,602 | 22,740 | 20,206 | 11,420 |
前年同期比 | 103.7% | 89.0% | 93.8% | 79.2% |
12年3月期通期予想 | 221,000 | 31,000 | 31,500 | 20,000 |
11年3月期実績 | 213,596 | 32,772 | 27,763 | 19,121 |
通期予想/前期比 | 103.5% | 94.6% | 113.5% | 104.6% |
[ 2011年10月27日 ]
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