アイコン エス・バイ・エル ヤマダ電機による子会社化完了

ヤマダ電機は、エス・バイ・エルの40.01%株を所有するユニファイド・パートナーズ(野村証券系)から、エス・バイ・エルを助けて欲しいと言われたのか知らないが、同社のエス・バイ・エル所有株を公開で買い付け、また、10月12日払い込みの第3者割当増資も引き受け50.33%の株を所有して連結子会社とした。
エス・バイ・エル株は8月12日、こうした発表と同時に株価が吹っ飛び、62円の公開買付価格であったものが144円(10/12)となっている。

ヤマダ電機によるエス・バイ・エル買収、今後エス・バイ・エルは、超ワンマンのヤマダ電機山田会長の営業手法を採用するようになるが、これまで、経費ばかりを落としたユニファイド・パートナーズと違い、必要なところには惜し気もなく注ぎ込む山田流の経営により、同社も変わることであろう。また、変わらなければ、先はない。

証券会社のファンドがスポンサーになっても殆ど業績向上にはつながっていない。扱う分野が金と物との大きな違いであり、経営指標ばかり見ていても営業は前に動かず、営業なくして業績好転も見込まれない。
 

連結/百万円
2009年3月期
2010年3月期
2011年3月期
2012年3月期予
売上高
53,625
44,859
39,555
41,000
営業利益
1,017
825
1,123
1,100
経常利益
525
362
820
900
当期利益
218
71
60
600
総資産
34,912
29,019
26,505
 
自己資本
8,659
8,691
8,756
 
資本金
7,968
7,968
7,968
 
有利子負債
12,428
9,146
6,372
 
自己資本率
24.8%
29.9%
33.0%
 

[ 2011年10月13日 ]
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