安川電機/9月期第2四半期 円高にめげず堅調
同社は第2四半期について、急激な円高の進行はあったが、海外は、中国をはじめとしたアジアに牽引され、おおむね堅調に推移した。一方、国内は、東日本大震災の影響による製品・部品の供給網寸断の復旧は急速に進んでおり、持ち直しの動きもあるが、先行き不透明感から総じて弱含みで推移している。
このような状況下、当社グループでは、震災に対してメーカーとして製品供給責任を果たすため、部品調達影響等の極小化に最優先で取り組んだ結果、生産を維持・確保することができた。
当第2四半期連結累計期間の業績は、主要セグメントのモーションコントロール及びロボットを中心に売上高・損益とも前年同期から拡大・改善し、売上高1,580億52百万円(前年同期比13.3%増)、営業利益92億52百万円(同166.0%増)、経常利益92億98百万円(同167.3%増)、四半期純利益64億93百万円(同281.7%増)となったとしている。
タイで多くの製造企業が機械を水没させており、今後同社は特需が発生することになろう。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 139,464 | 3,478 | 3,478 | 1,701 |
12年3月期第2四半期 | 158,052 | 9,252 | 9,298 | 6,493 |
前年同期比 | 113.3% | 266.0% | 267.3% | 381.7% |
12年3月期通期予想 | 310,000 | 14,000 | 14,000 | 9,000 |
11年3月期実績 | 296,847 | 12,874 | 13,429 | 6,544 |
10年3月期実績 | 224,710 | -6,977 | -6,049 | -5,699 |
通期予想/前期比 | 104.4% | 108.7% | 104.3% | 137.5% |
[ 2011年10月18日 ]
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