アイコン 大王製紙 井川会長84億円 FXですってしまいましたと

大王製紙の井川会長(47)が、大王製紙の子会社の数社から84億円に上る借金をしていたことが、子会社幹部からのタレ込みで表面化。会長は辞任したが、当問題について、特別背任容疑で東京特捜が動いている。大王製紙は、設置した特別調査委員会の報告を今月中にも受け、告訴する予定であることが判明した。
2010年度以降、井川前会長は子会社7社から84億円の融資を受け、焦げ付かせていた。当融資については、子会社の役員会の決済を受けておらず、契約書も作成されていない融資もあるとされる。

井川前会長は、本年4月以降84億円のうち、29億円分を現金や子会社株式で返済し、残り55億円も返済する意向であるという。
井川前会長は、調査委の聴取に「FXに使い損しました」ということである。

このボンボン呆れてものも言えないが、オーナー一族はこんな金銭感覚のないボンボンを良くぞ育てたものである。それに尻拭いもしようとしている。

なお、借入総額は同社関係者によると100億円を超すとの報道もなされている。
 
大金であり、ヤクザの女にでも手を付け、巻き上げられたのかも知れない。それともヤクザ系のFX業者か? 告訴前から特捜が動くとは何か匂う。

大王製紙は、愛媛県宇摩郡三島村(現在の四国中央市)出身の井川伊勢吉が、1941年(昭和16年)に設立した四国紙業株式会社が前身。大王製紙は、四国紙業など14社が1943年(昭和18年)に合併して発足した会社。
1962年(昭和37年)、支払手形1億6,900万円が不渡りとなり、会社更生法の適用申請
をした。紙市場の不況と原料高という負担に加え、積極経営による無理な設備投資が重なって収益と資金繰りの両面が悪化、そのため大口の債権者と経営再建について話し合っていたが、折り合いがつかず会社更生法申請に至ったとされる。
1964年(昭和34年)からは更生会社としてスタートしたが、業績の急回復によって1年余りで更生手続きを終了している。
 その後は、ティッシュペーパーのエリエールなどを成功させ、国内製紙業界では第4位にある。
2011年3月期:資本金304億円、連結売上高4,101億円、自己資本1,000億円、総資産6,845億円。
これで、同社は筆頭株主の大王商工の株が放出され、井川一族とも決別ということになろう。
 

[ 2011年10月19日 ]
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