アイコン 九電工/3月期第二四半期  九電依存は2割 福岡商工会議所

1031_01.jpg九電王国に陰りが出てきた。福岡商工会議所の会頭は九電工の河部九電工代表取締役会長が務めているが、次期会頭にはコカ・コーラウェストの末吉会長が就任することで決定した。これまで本人が辞めない限り会頭の座は保証されたものであったが、議員の中から異論が発せられ、折りしも親会社の九電が「やらせ」で糞詰まっているタイミング、また福岡財界頂点の七社会の筆頭九電であり、商工会議所まで九電族に支配されることを嫌ったもの議員が決起したものと思われる。
 

以前は、七社会以外では若手経営者の21世紀委員会メンバーなどにまとまりがあったが、今では、その若手も年配者となり、まとまりもない。また21世紀委員会のメンバー同士で足の引っ張り合いをするなど、確固たるリーダーにも恵まれず、尻切れになっていたのが実情。
そうしたなかで、今回の福岡商工会議所会頭人事は、福岡においては革命的な出来事といえる。

九電工は、九州では官庁工事に圧倒的な強さを有しており、人工島こども病院も実質筆頭での落札であった。しかも36歳の小僧市長の高島福岡市長に対して、1JV入札・ライバルなしで入札を強行させる力も持っている。今後はこうした入札方法は絶対なかろうが・・・。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第2四半期
93,475
-661
367
-77
12年3月期第2四半期
103,670
-972
-82
32
前年同期比
110.9%
 
 
 
12年3月期通期予想
253,000
5,400
6,900
3,500
11年3月期実績
248,577
6,186
7,874
3,776
10年3月期実績
225,891
5,442
7,007
4,102
通期予想/前期比
101.8%
87.3%
87.6%
92.7%

[ 2011年10月31日 ]
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