豊田通商/第2四半期 攻めの強さ発揮 水巻グランモール
トーメンの流れを組む同社のだ2四半期の状況は、金属本部、グローバル生産部品・ロジスティクス本部、自動車本部、化学品・エレクトロニクス本部、サイロを震災で被災した食料本部が前年同期比、売上高を下落させているが、機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部のみ、好調に推移した。
機械分野では、産業車輌のグローバル展開を加速するため中国で、フォークリフトディーラーに出資。エネルギー・プラントプロジェクト分野では、引き続き発電事業に注力。
売上高については、原油価格の上昇等により、前年同四半期連結累計期間を1,156億円(27.4%)上回る5,372億円となったとしている。
円高という厳しい環境にあるが、自動車は生産が復帰してきており、輸出車両があるだけ益しであろう。
福岡県遠賀郡水巻町のグランモールも竣工から3年掛りで、やっとグランドオープンさせたみたいだ。同商業施設は、国道3号線沿いとはいえ道路事情の悪い立地にあり、頓挫していた開発地を同社が買収、超大型商業施設を完成させたのは良いが、入居予定としていたサンリブ(地場大手スーパー)やダイキ(HC)には逃げられ、踏んだり蹴ったりの商業施設であった。
同施設は、食品ディスカウントの大黒天ラ・ムーやナフコ(HC)が入居して、客を牽引している。(敷地面積 約69,520㎡ 延床面積 約46,460㎡ 2階建)
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 2,733,244 | 46,733 | 58,028 | 27,103 |
12年3月期第2四半期 | 2,756,444 | 35,061 | 53,489 | 33,164 |
前年同期比 | 100.8% | 75.0% | 92.2% | 122.4% |
12年3月期通期予想 | 6,000,000 | 93,000 | 116,000 | 66,000 |
11年3月期実績 | 5,743,649 | 85,297 | 104,218 | 47,169 |
10年3月期実績 | 5,102,261 | 55,591 | 67,379 | 27,339 |
通期予想/前期比 | 104.5% | 109.0% | 111.3% | 139.9% |
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