大和ハウス/3月期第2四半期 急回復中
同社は、本年度の経営方針として「東日本大震災復興への貢献」、「地域密着体制強化によるシェア拡大」、「海外への事業展開の加速」、「生産性改革の推進」、「教育・育成の基盤整備」を柱とし、地域と企業、人と人をつなぐ『絆の経営』をテーマに各事業の業績向上に取り組んだ。
とくに「東日本大震災復興への貢献」では、被災された方々へ安心できる住まいを早く提供できるよう仮設住宅や仮設商業施設の建設等に優先的に取り組んだ。
また、「地域密着体制強化によるシェア拡大」では、お客様のニーズに対応した商品開発に取り組み、戸建住宅事業では、家庭用リチウムイオン蓄電池、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)、太陽光発電システムを搭載したスマートハウス「スマ・エコ オリジナル」の発売を決定した。
さらに、「海外への事業展開の加速」では、中国・常州にて大和房屋(常州)房地産開発有限公司を設立し、分譲マンションと商業施設を開発することを決定した。
また、新たな取り組みとして米国にDaiwa HouseUSA Inc.、Daiwa House Californiaを、オーストラリアにはDaiwa House Australia Pty Ltdを設立するなど、海外事業の基盤整備を進めた。
CSRへの取り組みとしては、事業を通じた社会貢献活動として、仮設住宅への「緑のカーテン」設置支援や環境対応型のLED街路灯の寄贈、高齢者向け施設へのメンタルコミットロボット「パロ」の無償貸与等、被災地を中心とした支援活動を実施しているとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 821,901 | 46,826 | 47,532 | 28,910 |
12年3月期第2四半期 | 898,724 | 62,766 | 62,714 | 32,415 |
前年同期比 | 109.3% | 134.0% | 131.9% | 112.1% |
12年3月期予想 | 1,800,000 | 110,000 | 99,000 | 47,500 |
11年3月期実績 | 1,690,151 | 87,697 | 79,049 | 27,267 |
今期予想/前期実績比 | 106.5% | 125.4% | 125.2% | 174.2% |
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