アイコン ピエトロ/3月期第2四半期  通販落ち込む

同社は、第2四半期の決算を発表した。

1、同社の食品事業は、「おいしさと健康」のブランドイメージを訴求した地域密着型小売店への営業を推し進めてきたことにより、主力ドレッシング(オレンジキャップ、ライトタイプ、グリーン、焙煎香りごま)や新商品のオリーブオイルを使用した健康志向ドレッシングの売上が好調に推移した。
また、試食販売や他社とのコラボレーションなどによる販促を強化したことから、パスタ関連商品(パスタソース、スパドレ)の売上が大きく伸長した。
以上の結果、売上高は27億73百万円(前年同期比18.8%増)、セグメント利益は9億80百万円(前年同期比14.7%増)となった。

2、通信販売事業は、ミルクジャムアイスをはじめとしたピエトロファーマーズシリーズの新商品の投入に加え、オリーブオイルやワインなど販売商品を拡充し、専門店の味をご家庭でも味わっていただけるよう品揃えの充実を図った。また、ホームページの全面リニューアルを行い、オンラインショッピングの利用促進を図った。さらに、ダイレクトメールなどによる既存顧客のリピート率向上やメールマガジン配信などを行う一方、新聞広告を控え、効率的な販促活動を実施した。
以上の結果、売上高は3億37百万円(前年同期比▲23.0%減)、セグメント利益は13百万円(前年同期は37百万円のセグメント損失)となった。

3、レストラン事業は、季節ごとのフェアとして、「冷製パスタ」フェアなどを実施し、また、店舗限定メニューとして、「イタリー麺」、「つけ麺」、「鉄板スパ」などの新ジャンルを開発するなど、パスタ専門店としてメニュー強化を行った。さらに、食品事業との連動キャンペーンや店舗特性に応じた販促企画を実施して、集客力の向上を図った。しかしながら、外食を控える傾向が続いており、来客数の減少や直営5店舗の閉店の影響などにより、前年同期と比べ減収となった。一方、コスト管理の強化や本部間接費の削減を行い、利益向上を図った。
以上の結果、売上高は15億82百万円(前年同期比▲11.8%減)、セグメント利益は14百万円(前年同期は44百万円のセグメント損失)となった。
 

連結/億円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第2四半期
5,670
337
321
120
12年3月期第2四半期
5,699
460
467
226
前年同期比
100.5%
136.5%
145.5%
188.3%
12年3月期予想
12,500
750
715
350
11年3月期実績
10,778
406
381
482
10年3月期実績
8,318
573
535
368
今期予想/前期実績比
116.0%
184.7%
187.7%
72.6%

 
[ 2011年11月 2日 ]
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