大京/3月期第2四半期 特別益計上
同社は第2四半期までのマンション市場について、震災の影響による販売活動の自粛などが見られたが、底堅い需要に加え、低金利や住宅優遇政策等の後押しにより、契約率は堅調に推移した。しかし、新設住宅着工戸数が増加し、今後の供給戸数への影響が想定される中で、未契約完成商品の増加抑制のために価格競争が顕在化する懸念もある。
そのため、事業運営においては、特に供給エリアの需給バランスに注視する必要がある。
業績については、主力のマンション販売において物件の竣工および引渡戸数を、前年同期に比べて少なく予定していたことから、売上戸数は1,387戸(前年同期比▲447戸減)、売上高は509億75百万円(前年同期比▲141億4百万円減)となった結果、不動産開発事業の営業収入は549億68百万円(前年同期比▲134億31百万円減)となった。
営業利益は、販売費及び一般管理費の圧縮などにより、24億89百万円(前年同期比2億15百万円増)となった。
なお、当第2四半期連結会計期間末におけるマンション既契約残高は3,058戸、1,236億42百万円(前年同期末比380戸増、同193億37百万円増)となったとしている。
連結/億円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 129,117 | 6,089 | 4,691 | 3,311 |
12年3月期第2四半期 | 117,352 | 5,581 | 4,326 | 9,193 |
前年同期比 | 90.9% | 91.7% | 92.2% | 277.7% |
12年3月期予想 | 296,000 | 21,400 | 18,400 | 20,500 |
11年3月期実績 | 295,374 | 13,597 | 10,779 | 9,752 |
10年3月期実績 | 318,356 | 9,098 | 6,359 | 6,307 |
今期予想/前期実績比 | 100.2% | 157.4% | 170.7% | 210.2% |
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