グリー/6月決算 前期比倍以上増へ大幅修正 任天堂に変わる存在か
グリーは10月31日今期の業績予想を大幅上方修正した。収益はなんと前期比倍以上となっている。
同社は前期に続き、当第1四半期も、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」におけるソーシャルゲームのマネタイズが想定を上回るペースで増加し、有料課金収入が堅調に推移している。
これら現行水準を踏まえて計画を見直した結果、通期業績については、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益がいずれも前回予想値を上回る見込みとなった。
また、予想の見直しにあたっては、最近の業績動向を踏まえつつ、データセンター増強に伴う費用の増加、広告宣伝費の増加、業容の拡大に伴う人件費・採用費の増加、欧米、アジア等拠点費用の増加等の影響を織り込んでいる。
上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の不確定な要素により、実際の業績と異なる場合があるとしている。
これで、任天堂の市場が奪われていることが鮮明となっている。
連結/億円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
12年6月期前回予想 | 900~1000 | 400~500 | 400~500 | 220~280 |
12年6月期今回予想 | 1,300~1400 | 600~700 | 600~700 | 330~390 |
前回予想比 | 140.0% | 140.0% | 140.0% | 139.2% |
11年6期実績 | 641 | 311 | 308 | 182 |
今回予想比/前期実績 | 218.4% | 225.0% | 227.2% | 214.2% |
今期今回予想と前期実績比は、各限度の最高額の数値にて算出している。
[ 2011年11月 1日 ]
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