アイコン グリーとモバゲー(DeNA)の比較表  2012年決算業績拮抗へ

アマゾンが世間に周知させるため新聞等に大々的に広告を打ち出し、当時の邦貨で800億円の赤字を出し、今のアマゾンがある。それと同じ手法によりグリーがTV-CMを大々的に打ち出し携帯電話での無料ゲームを謳い文句にSNSゲームを浸透させ、爆発的な勢いでその後売上高を伸ばしている。
グリーに遅れてSNSゲームでは先輩格のDeNA(以下、モバゲーという)が、負けじとTV-CMを打ち、業績は底力があったモバゲーが、これまでグリーより常に上に位置した。
ところが2011年は、天下の分かれ目の年になるかもしれない。

10月31日グリーは、当期(6月期)業績予想を早々に大幅上方修正した。下限と上限で修正数値は示されており、上限数値で予測すると売上高は、前期比118.1%増の1,400億円、利益は同113.8%増の390億円となっている。
 
かたやモバゲーは、煙に巻くように通期業績予想数値を発表せず、第3四半期(12月)の累計予想を発表している。JC-NETが推測した業績予想値では、売上高が前期比24.7%増の1,406億61百万円、純利益は同0.8%減の313億53百万円となった(下段に説明)。
 
両社の業績数値は2011年期完全に拮抗するものとなる。
 
(グリーの2012年6月期の予想は、同社が発表した下限~上限の上限数値を採用している。
モバゲーの2012年3月期の予想は、同社が発表した9月の第2四半期数値に、同社が第③四半期を予想した数値を、第4四半期にもそのまま適用加算した数値としている。)
 
<会員数比較>
グリーのモバイル・PCユーザー数は6月末で合計2,641万人。北米・欧州・中国で国際展開、ユーザー数は1億円を超える。
モバゲーの会員数は9月末で3,263万人(前年同期末比1,095万人増)と大幅に増加させている。
 
両社は共に、大容量化と高速化を実現している第3世代の携帯電話や桁外れのスマートフォンの申し子になるのであろう。

 
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[ 2011年11月 2日 ]
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