すてきなナイス/3月期第2四半期
同社の住宅資材事業は、平成23 年4月~9月の新設住宅着工戸数が432,760戸と前年同期間の実績に対して6.1%増加するなか、住宅資材事業は、おおむね堅調に推移した。
また、住宅資材の総合展示会「住まいの耐震博覧会」(名古屋、福岡)のほか、木造住宅の耐震化を推進するイベントを各地で開催、高性能(耐震、断熱、省エネルギー等)、太陽光発電システムなど自然エネルギーの活用、国産材の有効利用の提案等を通じて住宅の新築・リフォーム需要の創造に努めた。
これに加え、東日本大震災で被害を受けた住宅の復旧用資材と、応急仮設住宅向けの木造プレカット材および建材・住宅設備機器の供給に注力した。
これらの結果、本事業の売上高は812億46百万円(前年同期比3.7%増加)となった。売上高の増加と原価低減の効果などにより、営業利益は12億08百万円(前年同期比149.1%増加)となった。
不動産事業は、マンション部門は、当社グループの販売力の優位性を発揮できる横浜市・川崎市および仙台市等に販売地域を集中し、地震に対して安全・安心な「免震構造」あるいは耐震強度1.25 倍の「強耐震構造」による商品の供給に努めた。東日本大震災後は、住宅における自然災害対策等への意識が一段と高まるなか、当社グループの商品に対する関心も高まり、特に「免震構造」を全面採用している仙台地区などでは販売が好調に推移した。第2四半期は、売上単価が上昇し、売上高は109億06百万円(前年同期比15.9%増加)となった。
一戸建住宅部門は、耐震等級や省エネルギー対策等級において長期優良住宅の認定基準
を上回る性能を確保し、かつ一次取得者が求めやすい価格を実現した「パワーホーム~Super High Quality & Good Price~」を全面導入したことにより、売上計上戸数は128戸(前年同期比25.5%増加)となり、この結果、売上高は42億83百万円(前年同期比17.1%増加)となったとしている。
連結/億円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 102,391 | -437 | -1,037 | -1,384 |
12年3月期第2四半期 | 108,880 | 643 | 180 | -189 |
前年同期比 | 106.3% | |||
12年3月期予想 | 240,000 | 2,700 | 1,800 | 900 |
11年3月期実績 | 239,260 | 3,085 | 1,801 | 318 |
10年3月期実績 | 222,828 | 2,700 | 1,290 | 513 |
09年3月期実績 | 37,607 | 15,843 | 16,099 | 7,956 |
08年3月期実績 | 1,672,423 | 487,220 | 440,807 | 257,342 |
今期予想/前期実績比 | 100.3% | 87.5% | 99.9% | 283.0% |
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