アイコン ユナイテッドアローズ/3月期第2四半期 不正表示影響なし 

同社は第2四半期につき、衣料品小売業界は、クールビズ関連衣料の売上が拡大するなどの明るい材料はあったものの、9月まで続いた残暑や強い台風の影響により、秋冬商品の販売動向が遅れるなど、厳しい状況にあった。
「商品・販売・宣伝部門の連携の徹底強化と、メリハリの利いたコストコントロールにより、さらに収益性を高め、連結経常利益の過去最高益(平成18年3月期の連結経常利益76億39百万円)を更新する」を経営方針とし、構成する各会社および事業ごとの成長ステージに応じた施策および出店を実施することで、企業価値の向上に努めた。

出退店では、ユナイテッドアローズ業態:4店舗の出店、グリーンレーベル リラクシング業態:4店舗の出店、1店舗の退店、スモールビジネスユニット:4店舗の出店、1店舗の退店、アウトレット:1店舗の出店、1店舗の退店を実施し、当第2四半期末の小売店舗数は156店舗、アウトレットを含む総店舗数は171店舗。
㈱フィーゴは、直営店が1店舗の退店、アウトレット店舗が1店舗の出店を実施し、小売店舗数は直営10店舗、アウトレットを含む総店舗数が11店舗。
㈱コーエン(決算月:1月)は、東日本大震災の影響で、宮城県内の3店舗が4月下旬まで営業を休止したが、秋冬から春夏商品への切り替え時期を早め、商品鮮度を高めたほか、盛夏時期にシャツやカットなどの在庫を拡充して販売機会ロスを極小化したことで、他地区の店舗およびネット通販の売上高が好調に推移、増収経常黒字化した。出退店では2店舗の出店を実施し、当第2四半期末(平成23年7月末)の小売店舗数は36店舗となったとしている。合計218店舗。

普通だったら致命的な中国製をイタリア製や日本製と不正表示事件もあったが、顧客の信頼度も高く、影響は殆どなかったようだ。台湾へ出店しており、今後中国での店舗展開が見込まれる。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第2四半期
41,387
2,657
2,566
253
12年3月期第2四半期
45,361
4,108
4,152
2,246
前年同期比
109.6%
154.6%
161.8%
887.7%
12年3月期予想
98,512
8,497
8,486
4,608
11年3月期実績
90,571
7,384
7,240
3,596
10年3月期実績
83,504
4,942
5,037
1,403
09年3月期実績
79,665
4,319
4,283
1,274
今期予想/前期実績比
108.8%
115.1%
117.2%
128.1%

 
[ 2011年11月 8日 ]
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