モスバーカー(第2四半期)と日本マクドナルド(第3四半期)
モス 連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 31,883 | 1,941 | 2,145 | 1,012 |
12年3月期第2四半期 | 31,458 | 1,024 | 1,173 | 749 |
前年同期比 | 98.7% | 52.8% | 54.7% | 74.0% |
12年3月期予想 | 64,000 | 2,750 | 3,050 | 1,900 |
11年3月期実績 | 63,175 | 3,223 | 3,602 | 1,854 |
10年3月期実績 | 60,009 | 2,282 | 2,523 | 1,634 |
09年3月期実績 | 60,641 | 1,747 | 1,802 | 552 |
今期予想/前期実績比 | 101.3% | 85.3% | 84.7% | 102.5% |
マック 連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年12月期第3四半期 | 246,107 | 22,216 | 21,752 | 6,246 |
11年12月期第3四半期 | 223,275 | 21,561 | 21,246 | 8,639 |
前期第3四半期比 | 90.7% | 97.1% | 97.7% | 138.3% |
11年12月期通期予想 | 304,500 | 29,200 | 28,200 | 13,700 |
10年12月期実績 | 323,799 | 28,135 | 27,161 | 7,864 |
09年12月期実績 | 362,312 | 24,230 | 23,252 | 12,809 |
08年12月期実績 | 403,373 | 19,543 | 18,239 | 12,393 |
通期予想/前期比 | 94.0% | 103.8% | 103.8% | 174.2% |
比較:
モスとマックの売上高を見れば一目瞭然であるが、マックが3年間で1,000億円の売上高を減少させている。このことはマック離れが急速に進んでいることを意味する。マックはその代わり利益率を高め、営業利益額を4,033億円売上げた08年期より、3,045億円の2011年期が多くなり、それだけ同社の戦略は、安いマックから高いマックに変貌させていることになる。そうしたことからも、更に売上高が落ちる結果ともなっている。
モスは、マックに比べ規模は小さいながら09年3期より売上高は向上させており、ここに両者の大きな違いが見られる。
店舗数では、マックの店舗数は2010年12月期末3,302店舗(内直営1,337店舗)、中間期6月末では3,273店舗(▲29店舗減少)となっており、直営店を半年間で▲82店舗も減らし、リスクの少ないFC店を53店舗増加させている。どうもマックは出店形態の見直しをやっているようだ。
モスフードサービスのモスバーガー事業の店舗数は、第2四半期累計期間で国内出店23店舗、閉店は▲23店舗、店舗数は1,362店舗。海外は22店舗増加させ265店舗(内台湾は202店舗)。合計で1,627店舗となっている(モスはFC店比率が多い)。
両者の最大の違いは美味しさ。美味しさのモス、量のマックであろうが、同じ価格帯ならば、マックの近くにモスがあればモスに行くことになろう。
マックは、米本社のご意向により経営されており、メニューの小回りもモスに分がある。
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