日本タングステン/3月期第2四半期
同社の粉末冶金事業は、震災により一時、自動車関連の電装部品等が減産の影響を受けたが、ブレーカー用・低圧開閉器用の接点製品は復興需要により増加し、また、NTダイカッターは海外向けの受注が好調に推移した。
一方、HDD用磁気ヘッド基板は、海外向けの販売数量が増加したものの円高の影響を受け売上高は減少した。また、OA機器用等のタングステン線・棒製品は、一部製品の収束と需要の減少により伸び悩んだ。
売上高は増加したものの、原材料価格高騰や中国子会社の生産立ち上げの遅れ、円高の進行により原価率は悪化したとしている。
利益の出るモデルを確立しなければ、景気の波に流されてしまう企業体質。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 5,730 | 162 | 161 | 17 |
12年3月期第2四半期 | 6,299 | -69 | -11 | 52 |
前年同期比 | 109.9% | 305.9% | ||
12年3月期予想 | 12,500 | 0 | 50 | 160 |
11年3月期実績 | 11,806 | 160 | 242 | 351 |
10年3月期実績 | 8,705 | -339 | -305 | -289 |
今期予想/前期実績比 | 105.9% | 0.0% | 20.7% | 45.6% |
[ 2011年11月11日 ]
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