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第一生命保険／３月期第２四半期 一時払終身保険好調
契約者数約８００万人の第一生命の経常収益は、保険料等収入１兆8,076億円（前年同期比8.6％増）、資産運用収益5,062億円（同10.5％増）、その他経常収益1,558億円（同11.8％増）を合計した結果、２兆4,697億円（同9.2％増）。
保険料等収入の増加は、一時払終身保険の販売が好調であったこと、平成23年５月に完全子会社化したオーストラリアのTAL Limited（平成23年６月１日付でTower Australia Group Limitedから社名変更）の保険料収入が、完全子会社化に伴い新たに加わったことが主な要因。
また、資産運用収益の増加は、有価証券売却益が増加したことが主な要因。
一方、経常費用は、保険金等支払金１兆3,045億円（同3.2％増）、責任準備金等繰入額3,055億円（同12.2％増）、資産運用費用3,437億円（同66.0％増）、事業費2,289億円（同6.1％増）、その他経常費用2,266億円（同11.8％増）を合計した結果、２兆4,093億円（同11.5％増）。
責任準備金等繰入額の増加は、新契約の増加等に伴い当社の責任準備金繰入額が増加したことが主な要因。また、資産運用費用の増加は、金融環境の悪化に伴い、保有する有価証券の時価が下落したことから有価証券評価損を851億円計上したことが主な要因となっている。
大震災による死亡保険金の支払額の増加分は3.2％増の中にあるのだろうか、ちょっと少ないように思えるが。約款どおりちゃんと支払ってくださいよ。
連結/百万円 | 経常収益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 2,262,676 | 101,092 | 29,443 |
12年3月期第2四半期 | 2,469,759 | 60,408 | 12,361 |
前年同期比 | 109.2% | 59.8% | 42.0% |
12年3月期予想 | 4,334,000 | 168,000 | 37,000 |
11年3月期実績 | 4,571,556 | 81,199 | 19,139 |
10年3月期実績 | 5,294,004 | 188,211 | 55,665 |
今期予想／前期実績比 | 94.8% | 206.9% | 193.3% |
[ 2011年11月15日 ]
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