同社は2011年9月期の決算について、食品スーパー業界は、消費者の低価格志向を背景とした業種・業態を超えた競争が加速しており、依然として厳しい状況となっているとしている。同期における投資は、新設店舗はなく、12ヶ店舗のリニューアル投資を行っている。
　同社は、消費不況において、展開するより、守りを大事にしているようだ。ここまで、消費が疲弊したら、トライアルやルミエール、ラ・ムーなどのディスカウント食品スーパーくらいしか店舗展開はできないだろう。しかし、そうした店が同社のドル箱の店舗近くにいつ出店するかわからない。
食品売上構成では、生鮮に力を入れるべき数値になっているようだが・・・。