アイコン 国体会場 工事中断!(諫早市)

諫早体育館のサムネール画像諫早市体育館 業者、虚偽の生コン

【地域 長崎】2011年(平成23年)12月8日(木曜日)讀賣新聞から転載

諫早市体育館の新築工事で、建材のコンクリートを納入した同市の「みのる建材」が品質の劣る砂利を混ぜていたとして、日本工業規格(JIS)の認証を取り消された。このコンクリートは体育館の壁に使われており、耐久性に影響する可能性があることから、市は工事の一部を中断して対応を検討している。

市によると、新体育館は鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は約1万3800平方メートル。1968年に完成した現体育館(約4000平方メートル)が老朽化し、手狭になったため、昨年9月に別の場所の県立総合運動公園内で建設が始まった。総事業費は約22億円で、2014年の長崎国体ではフェンシング競技の会場に予定されている。
コンクリートは、工事を受注した建設会社2社の共同企業体(JV)が県央生コンクリート協同組合(諫早市)を通じて、市内の4社から調達。うち3社は、市が指定したひび割れしにくい品質のものを納めたが、みのる建材は品質の劣る砂利を使っていた。
市に10月末に情報提供があり、問題が発覚。みのる建材は納入の際、コンクリートは指定通りの品質とする虚偽の書類を提出しており、JISの登録認証機関の日本建築総合試験所(大阪)が今月6日付で認証を取り消した。JV側の調査に対し、みのる建材は「これまで使ってきた砂利のほうが、ひび割れを起こしにくいと判断した」と説明したという。

問題発覚を受け、市は11月から工事を中断し、藤山正昭副市長をトップとする市幹部らの調査検討委員会を設置。使用済みのコンクリート約4700立方メートルのうち、約2100立法メートルが「みのる建材」のもので、市は外部の専門家の意見を聞きながら、工事のやり直しや損害賠償請求も視野に対応を検討する。
新体育館は当初、来年2月に完成する予定だったが、用地の造成に伴う残土処理などに手間取り、同6月まで延期されていた。今回の問題で、さらにずれ込む見通しという。
 7日の市議会一般質問では、中野太陽議員(共産)が今後の対応をただしたのに対し、市側は「早急に方針を固めたい。発注通りの完成を求める」とした。 
【2011年(平成23年)12月8日(木曜日)讀賣新聞からの転載】

記事内にある共同企業体(JV)とは「堀内組(佐世保市)・大誠ハウス企業体」のことである。堀内組の山下社長は欠陥工事発覚後、関係者等の証言によると「うち(堀内組)は何も悪いことはしていない。みのる建材や諫早市に陥れられた。生コン業者を相手に20億円の損害賠償請求を起こす。」等と公言している、とんでもない人物である。何度も言うが、今回の欠陥工事の最大の原因は堀内組の無謀な超安値受注にある。しかも、契約後は元請という強い立場を悪用し、弱い立場の下請業者に血も涙も無い非情な単価を押し付けている。その結果起きた欠陥工事である。身から出た錆び、因果応報という奴である。しかも堀内組は政治力(谷川弥一派)などを駆使し、欠陥工事の隠蔽工作をしたり、欠陥工事の責任を「みのる建材」や「諫早市職員や関係者」に転嫁し、自らは被害者を装うなど悪質である。元請企業(工事請負契約書)としての管理責任は勿論だが、人として企業人としてのモラルが問われている。※ただ、谷川弥一という政治屋さんは自分(谷川建設)の金儲けや権力強奪には異常な執念をみせるが、金にならないことでは動かない。(残念)諫早国体体育館建設現場看板 

[ 2011年12月10日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索