アイコン 親族企業(㈱T・G・F)の諫早湾干拓入植は不正だ!

この世をば我が世とぞ思う望月の欠けるたることのなしと思へば

小林県議真実を追究する小林かつとし委員
1月23日(月)午前10時、諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会「高比良(元)委員長」(第9回)が谷川・金子親族企業㈱T・G・Fの3証人(谷川喜一・小 柳・永田)を前回、1月10日に引き続き証人喚問した。株T・G・Fの不正入植疑惑は疑惑から確信になり、偽証、虚偽記載、虚偽報告もほぼ認定、と㈱T・G・Fのデタラメぶりが改めて浮き彫りになっている。
そんなワケで㈱T・G・Fの諫早湾干拓入植に微塵の正当性もないことが改めて証明された。また、㈱T・G・Fの各証人の証言が偽証罪に発展する可能性まで出てきたのである。
谷川一族にしてみれば、親父は恐がられている県議会議員の成れの果ての国会議員、嫁の父親は長崎県知事で長崎県の最高権力者・金子原二郎と、恐いものなしだった。この谷川親子を 見ていて思い出すのが『この世をば我が世とぞ思う望月の欠けるたることのなしと思へば』という歌を詠んだ傲慢不遜な藤原道長である。その道長の晩年も決して幸せなものではなかった。

今日の証人喚問の一番のハイライトは午後にやってきた。谷川弥一氏の元秘書で現在は佐世保市で会社員をしている山下ひろふみ氏の証言である。
㈱T・G・Fの諫早湾干拓地入植決定に大きな影響を与えたのが㈱カルビーポテトチップスと、㈱T・G・Fの契約書、㈱T・G・Fが諫早湾干拓地で栽培した馬鈴薯をカルビーポテトチップスが買取りますよ、という証明書である。ここで誰もが不思議に思うのが諫早湾干拓に入植するか、しないか分からない、海の物とも山の物とも分からない㈱T・G・Fと、この時期にカルビーが馬鈴薯の買取証明契約をした事実である。あの一部上場の日本人の誰もが一度は食したカルビポテトチップスが、農業の経験もない煮ても焼いても食えないタニピー谷川と、何でと訝しがるのがふつうの県民感情である。農水省の大臣政務官だった谷川弥一殿が「俺は総会屋とは違うぞ!農水省の大臣政務官だ!諫早湾干拓は国営事業なんだ!」なんてカルビーに自己紹介したりした結果、畏敬の念を敏感に感じた㈱カルビーポテトチップスが買取証明契約書を書いて協力したんだな~、と思いたくなるのが人情ってもんである。谷川弥一農水省大臣政務官殿は偉かったんだなと、思うのも人情である。

山下証人山下ひろふみ証人後姿

そこで誰もが疑問に思うのがタニピー谷川と㈱カルビーポテトチップスの馴初めである。
同じように疑問に思っていた山田博司委員が、前回、1月10日の100条委員会で谷川喜一証人に「カルビーと谷川建設さんはどのようにして出会い、それは誰かの紹介だったんですか?」と素朴な質問をしたわけである。それに対して谷川喜一証人は明確に『父の元秘書だった山下君に紹介していただきました。父の元秘書としてではなく個人的な友人として農水省に問い合わせてくれ、カルビーを紹介してくれたんです。』と証言している。さすがは知事の婿殿、時の政権与党の農水政務官殿の息子は違うなと感心したものだった。が、その父親の元秘書の山下氏が午後1時30分から証人として出席、正直に証言しますと宣誓したうえで、証言に臨んでいる。しかし、その山下証人の証言は谷川喜一証人は勿論、委員会、傍聴席までが凍りつくような信じられない証言だった。一番、驚いたのは谷川喜一証人なんだろうか、山下証人は『㈱カルビーポテトチップスの話は全然知りません。カルビーは私の紹介ではありません。』と、キッパリと証言したのである。分かりやすく言えば『谷川証人は嘘を吐いています。私は嘘は吐きません。』と証言したのと同じである。訝しがる山田委員に再度質問された山下証人は『宣誓した通り正直に答えています。』と、言い切っている。勿論、谷川喜一証人も宣誓して証言している。しかし、真実は一つ。どちらかが偽証している。どちらが嘘を吐いてるか、誰に聞いても答えは明白である。インデアンは嘘吐かなくても、タニピーなら嘘を吐きそうである。・・・つづく
 

[ 2012年1月23日 ]
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