アイコン パナソニック/茂原工場をジャパンディスプレイに譲渡へ

産業革新機構(以下、「INCJ」)とパナソニックは5日、パナソニック子会社であるパナソニック液晶ディスプレイ(株)の茂原工場を、INCJが中心と なり、事業開始予定の中小型ディスプレイ事業新会社(株式会社ジャパンディスプレイ(予定名称))に譲渡することで最終合意した。

なお、ジャパンディスプレイは、当該茂原工場に、中小型ディスプレイ事業における新規の生産ラインを設置する予定。
パナソニック液晶ディスプレイの茂原工場は、2005年6月生産開始した工場。7年持たなかった。

2011年11月15日、産業革新機構と、ソニー・東芝・日立製作所は、INCJを中心として設立・運営される新会社「ジャパンディスプレイ」(2012年春設立予定)の下、子会社のスマートフォンやタブレット端末向けの中小型ディスプレイ事業を統合することについて、正式契約を締結している。

統合されるのは、ソニーモバイルディスプレイ、ソニーの間接100%子会社である索尼移動顕示器(蘇州)有限公司、東芝モバイルディスプレイ、日立ディスプレイズ。

株主及びその議決権付株式の保有比率は、産業革新機構(INCJ)70%、ソニー10%、東芝10%、日立製作所10%となる。
社長には、半導体大手のエルピーダメモリの前最高執行責任者(COO)、大塚周一氏の就任も発表されていた。
また、INCJはテレビ事業の縮小に伴い売却する先を探していたパナソニックの子会社であるパナソニック液晶ディスプレイの茂原工場(千葉県茂原市)を譲り受けることにしていた。

[ 2012年3月 6日 ]
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