アイコン 米マイクロソフト/利益 市場予想上回る 51億円ドル

米マイクロソフトが19日に発表した3月の四半期(1─3月期)決算は、1株あたり利益(EPS)が市場の予想を上回った。
コンピューターの販売が予想よりも良好なことが背景にあり、マイクロソフト株は、時間外取引で、2.5%上昇した。
1─3月期の純利益は51億1000万ドル(1株あたり0.60ドル)となり、一時的な税金関連の利益を計上していた前年同期の52億3000万ドル(1株あたり0.61ドル)からは、小幅に減少した。
ロイター・エスティメーツがまとめた予想は1株利益0.57ドルであった。

また、売上高は前年同期比で6%増の174億1000万ドルとなり、市場予想の171億8000万ドルを上回った。サーバー向けソフトウエア製品や「オフィス」アプリケーションへの需要が堅調だった。

ガートナーによると、1─3月の世界のパソコン販売は1.9%増と小幅な伸びだった。ただ、タイ洪水に伴うハードドライブ不足や、アップルの「iPad」人気を考えると、予想より好調と言える。

これが世界のパソコンの90%に対して基本ソフト(OS)を供給しているマイクロソフトを支援する形となり、依然として同社の旗艦商品であるOS「ウィンドウズ」の販売が、1─3月期は4%増となった。
半面、通常は黒字のことが多いエンターテインメント・ディバイス部門が、1─3月期は赤字。ゲーム機「Xbox」の販売が減少したほか、新たなスマートフォン向けOSの研究開発・販促費用がかさんだとロイターが伝えている。

 

[ 2012年4月20日 ]
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