アイコン 金子原二郎、谷川弥一、証人喚問までの道!

金子平成24年4月23日(月)午前10時0分~長崎県議会「諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会・高比良(元)委員長(第17 回)」が開かれた。いよいよ、金子原二郎(前知事で現参議・自民党)、谷川弥一(谷川建設会長で比例議員・自民党)の証人喚問が賛成多数(拍手)で可決さ れる日を迎えた。
確かな備忘録を基に参考になる場面を再現してみる。



この日の証人は平成19年当事の長崎県農業振興公社事務局長・東一洋君、同じく平成19年当事の長崎県農林部長で現在は教育委員長である渡辺敏則君、同じ く平成19年当事の長崎県農政課長で現在の農林部長・濱本麻毅穂君、同じく平成19年当事の諫早湾干拓室長・鶴田孝廣君、同じく平成19年当事農業振興公 社職員・平山豊君の、お馴染みのメンバーである。
東一洋君、平山豊君等は百条委員会の舞台で助演男優賞間違いなしの演技で傍聴席を楽しませてくれている。

【高比良(元)委員長】・・おはようございます。
ただいまから、諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会を開会をいたします。
本日の委員会における理事者の出席範囲については、お手元の資料で配布しておりますとおりに決定をしたいと思います。

委員各位に申し上げます。本日は、株式会社T・G・F(㈱谷川農場)の入植に当たっての事務方の対応について、証人より証言を求めるものでありますから、不規則発言等、議事の進行を妨げる言動のないようにご協力をお願いをいたします。

それでは、各委員の質問をお受けすることにいたします。ご質問はございませんか。

【堀江ひとみ委員】当事の知事(金子原二郎)に対して、公募情報、入植情報の提供、報告、協議はどのようなものだったかについて、質問したいと思います。
 私は、5つの期間といいますか、5つの区分で質問したいというふうに思います。つまり、当事の知事に対して、公募や入植情報をどのように提供したのかということで、全体的にということよりも、5つの区分に分けて質問したいと思います。
1つの区分は、平成19年、2007年8月3日から9月3日の期間の情報提供についてです。
 この期間は、ご存知とおり諫干営農地への入植者の募集期間ということになります。平成19年、2007年8月3日から入植者の募集が始まりました。
 今から5年前になりますかね、4年前になりますか、平成20年7月16日、県議会農林水産委員会にこういう議事録が書かれています。
当事の農林部が答弁をいたしておりますが、「諫干営農地へ募集をかけるという昨年の夏、本当に集まるかというのが地域に流れたのは事実です。要は、最終日 の2日ぐらい前までは10件ぐらいしか集まっていなくて、新聞、民放や色んな報道でも、『大丈夫でしょうか、初日わずか1件、お盆過ぎても10件足らず』 と報道されました」。
 つまり、記憶にあるところですが、平成19年8月3日から諫干の公募は始まりました。
しかし、すぐにはこれは集まらなかったんです。最終的には62が応募をいたしておりますけども、これは集まらなかった。議事録で農林部が当事述べたよう に、最終日の2日ぐらい前にあっても、まだ10件ぐらいしか集まっていなかった。天下のプロジェクトとして始まった諫干の公募が、当初からこんなに集まら なかった。担当者としては気がやきもきしたと思うんですが、この期間、8月3日から9月3日の期間に応募者がすぐ集まらなかったことを、担当課ではどうい うふうに協議をし、また、そのことは上部にどのように伝えていったのか、このことをお尋ねしたいと思います。直接の担当である鶴田証人からお願いします。

【鶴田証人】19年当事、私は諫早湾干拓室長をしておりまして、今、堀江委員がおっしゃるとおり、8月3日から9月3日まで公募を行いました。おっしゃるとおり、最初は少なかったことは事実でございます。
ただ、この前に、1年から1年半ぐらい前にずっと意向調査をしておりまして、法人の意向につきまして、法人、個人の意向につきましては我々は詳細に把握し ておりましたので、終盤にかけて出てくる準備をしているというふうにお伺いしておりまして、私どもは、それに関してそういう危機感というのは持っていな かったような状況でございました。
 それと、この間における知事(金子原二郎)への報告でございますけれども、その間はペーパーによりまして、何日現在で幾らというふうな報告を、秘書課を 通じて知事(金子原二郎)、副知事に報告をいたしまして、実際に知事(金子原二郎)と会って報告したのは最終日、締め切った後に報告を行いました。
以上です。

県議会【堀江ひとみ委員】平成19年8月3日から9月3日の公募の期間、そうしますと当事の知事(金子原二郎)は、これは日を追うごとにというふうになるのか
ペーパーで報告を受けていたということになるわけですが、これは農林部長、当事はですよ、このことについて知事(金子原二郎)に状況報告といいますか、確 かに集まっていないということは知事がペーパーで把握をしている、どうなのかと。確かに当事の諫干室は、その以前に意向調査をやっておりますから、これは 集まるだろうというふうな確信はあったにしても、知事(金子原二郎)はその意向調査を聞いていたのかどうか。そうでなければ、8月3日から始まって、8月 が終わろうとするのにまだ10件にも満たない状況の中で、どうしたのかと、そういう問い合わせについてはなかったんでしょうか。

【渡辺証人】私のところには、そういう問い合わせはございませんでした。

【堀江ひとみ委員】直接の担当課長のところはどうだったんでしょうか。

【鶴田証人】私のところにもございませんでした。

【堀江ひとみ委員】そうしますと、公募の時期について、当事の知事はペーパーで報告を受けていたという確認をいたして、次に移りたいと思います。
・・・②に続きます。

JC記者・・・知事(金子原二郎)は、ずいぶん細かいことまで、職員に報告させていた。例えば、誰と誰が食べて飲んで、どんな会話だったか、自分(金子) の事をどう評価していたか、悪口を言っていなかったかまでチェックしていた男である。土地(投資)に異常な執念をもつ金子のことである、諫干のことは全て 熟知していたと認定して間違いない。

[ 2012年4月28日 ]
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