アイコン 全国で頻発 注意を 古谷美化設備工業所のタンク清掃で死亡事故  

20日夕方、下関市で、バキュームカーのタンクの中を清掃していた43歳の男性がタンクの中で倒れているのが見つかった。
男性は21日午後になって死亡、警察が酸欠かガス中毒が原因とみて詳しく調べている。
20日午後5時すぎ、下関市安岡町の廃棄物処理会社、「古谷美化設備工業所」で、バキュームカーのタンクを清掃していた社員で下関市梶栗町の中村正繁さん(43)が、タンク内に倒れているのを一緒に作業していた従業員が見つけた。

中村さんは、病院に運ばれましたが、21日午後3時前に死亡した。
警察によると、このバキュームカーでは、魚を解体した際に出る廃棄物を回収しているということで、中村さんは、廃棄物を処理したあと、作業の責任者としてタンク内部の清掃を行っていたという。中村さんはマスクを着けておらず、警察は、酸欠やガス中毒が原因とみて、会社関係者から話を聞くなどして詳しく調べている。

全国各地でタンクの清掃で事故が多発している。タンク内は酸欠や廃物から硫化水素なども発生しており、作業は危険と隣り合わせ。油断禁物であり、常に空気の換気を行うなど厳重な注意が必要。これまでの作業を全部見直すことが必要と思われる。
 

[ 2012年6月22日 ]
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