アイコン 仙北信用組合 旧経営陣に2億円超を賠償請求へ

宮城県栗原市にある仙北信用組合は27日、杜撰な融資で損害を被ったとして、旧経営陣に対し2億円あまりの損害賠償を請求する方針を固めた。

仙北信用組合は、平成14年から昨年にかけて、栗原市や登米市の3つの会社への融資が、担保設定や返済能力の審査が不十分なまま行われ、損害が発生していた。
同信組では、昨年3月期まで4期連続の赤字で、弁護士らによる調査委員会を設置、過去10年の経営の実態について調査していた。
その結果、過去の杜撰な融資による損害が明らかになった。そのため、当時の理事長など旧経営陣に対し2億3800万円の損害賠償を請求する方針。

今後、旧経営陣に損害賠償の支払いを求めるとともに、請求に応じない場合は民事訴訟も検討するとしている。

刑事告訴も平行して行わなければ、民事裁判で勝っても、彼らは支払わないだろう。

 

[ 2012年6月27日 ]
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