アイコン 事故の八箇峠トンネル 7月20日やっと立入調査へ/国交省

国土交通省は20日、南魚沼市の建設中の八箇峠トンネルで、5月24日爆発が起き4人が死亡した事故後、トンネル内を換気する穴(上から掘った2ヶ所の穴)から可燃性ガスが検出されなくなったとして、初めてトンネルの中に立ち入り、安全性を確認する。

八箇峠トンネルは、これまで、可燃性ガス濃度が高く、現場の状況を調べることができない状態が続いていた。
7月17日以降、この穴からガスが検出されなくなったとして、国交省北陸地方整備局は、20日にも事故後、初めて、トンネルの中に立ち入って内部のガスの濃度などを調べることになった。
これを受け、警察も、トンネル内の安全性が確認されれば、8月上旬にもトンネル内に入り、現場の状況を詳しく調べることにしているという。

当事故は、受注した佐藤工業が、毎日作業に入る前、必ずガス濃度を検知することになっていたが、工事現場の雪解けを待ち、工事が再開された初日に肝心要のガス濃度の検知を怠り、また防災型の換気扇が要設置とされていたにもかかわらず、普通の工事用換気扇が取り付けられ、換気扇を回した途端、トンネル内に充満していたガスに換気扇の火花が引火して爆発したとされている。
トンネル内であり、大砲のような大爆発となってしまい、構内にいた作業員4名が犠牲となった。
トンネル地は、元々ガスが出る危険地帯であり、基本や決められていたことを忠実に実行していたら、こうした事故は発生しなかった人災となっている。

[ 2012年7月20日 ]
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