アイコン 三菱重工MRJ機/商談好調で受注目標5割増の1,500機へ引き上げ

三菱重工業と三菱航空機は4日、国産初の小型ジェット旅客機として開 発中の環境適応型高性能小型航空機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」について、今後20年間の受注目標を、商談が好調なことから従来の1,000機 から5割増の1,500機へ引き上げたことを明らかにした。

都市間航空運航で世界最大手の米スカイウエスト社から7月に100機の大型発注があったことを受け、欧米を中心に販路拡大を目指す。

航空会社は、国内線など無駄飯喰らいの大型ジャンボ機などから、近距離路線ではコストダウンをはかるべく中型機にシフトしているが、更にニーズに応える小型航空機としてMRJは、各国の航空会社から注目を浴びている。営業運行開始されれば、その評価も高まり、更に受注は拡大、2,000機以上になると思われる。

MRJの特徴:
基本となる90席機MJ-90、小型の70席機MJ-70、大型の96席機の計画
MJ-90は全長35.0m、最大離陸重量42,100kg、離陸滑走路長1,820m、巡航速度マッハ0.78、航続距離3,600km、MJ-70は総重量38,200kg、離陸滑走路長1,740m

航続距離はいずれも3,300~3,900kmに設定、米国の国内線など比較的短距離の路線での採用を見込む。
主翼には炭素系複合材を利用して軽量化すると共に空気抵抗を低減させた機体形状を採用し、燃費を向上させる
乗り心地が良く、整備費が安く、キャビンおよび空港への騒音を低減させる

[ 2012年10月 5日 ]
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