神田駿河台「山の上ホテル」下水道料金チョロまかす 都水道局悪質認定
東京都下水道局は1日、懐かしい神田駿河台の老舗ホテル「山の上ホテル」が、下水に流した井戸水量を、検針メーターを迂回する管を取り付け、下水道料金をチョロまかしていたとして、悪質認定の過料も含め計約5,400万円を請求した。
今年6月までの約3年間で約1,800万円分の下水道料金の徴収をこうした不正に免れていた。
同ホテルは2009年4月に井戸水の使用を始めたが、その際、検針メーターのある管を迂回するバイパス管を取り付けて、手動バルブでメーターを通る水量を調整できるようにしていた。今年6月に都水道局にタレこみ情報があり、立入調査して発覚した。
同ホテルは、井戸水は水道水節約のため調理場の清掃などに使っていたという。結果、逆に高くついてしまった。
[ 2012年10月 2日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント