アイコン コカ・コーラW末吉代表 原発0は暴論と

福岡商工会議所の末吉紀雄会頭(コカ・コーラウエスト会長)は28日、記者会見で「2030年代に原子力 発電所の稼働をゼロ」とする政府方針について「暴論に近い。(ゼロで)どれくらいの電気料金値上げになるのか、経済成長率はどうなるのか検証も何もない。 無責任だ」と批判した。

原発コストは総体では高いことが立証された。また福島原発水素爆発の可能性は地震国日本にあり高いばかりである。そのリスクからは逃げられない。一方で、シェールガスの世界的な生産体制が整いつつあり、今後低CO2の火力発電用燃料価格は、少々円安にブレても現在の2/3以下になる。また、現在の天然ガス購入価格は、世界の笑われ者となっているジャパンプレミアム価格といわれるほど高く購入している。ロシアからの欧州や中国の購入価格は10ドル前後とされる(日本は16ドル+2ドル)(参照:ロイター)。

民主党政権の案は廃止を30年後を前提としている。その間に世の中は変わる。新しいエネルギー関連分野が日本の新産業にもなりうる。暴論という極言は、現在の福島の人たちがどう思うのだろうか。
商工会議所から七社会を追い出し会頭に座り、存在価値を示すため発言したいのは山々だろうが、コカ・コーカWの代表取締役会長でもあるのだ。
 

[ 2012年10月 4日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップへ

サイト内検索