アイコン JFEエンジニアリング/仙台塩釜港の新型ジャケット受注 若築JVから

 JFEエンジニアリングは、仙台塩釜港で新たに整備される港湾荷役岸壁において、新型ジャケット桟橋の製作を受注した。
今回受注した岸壁構造には、同社が耐震性の高いジャケット(桟橋)工法をさらに改良した新技術「アーク矢板ジャケット工法」が用いている。
同 社は、同技術について、2年におよぶ審査を経た後2008年に国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録。こうした公共工事における新技術 の活用促進システムに登録を行った結果、このたび国土交通省東北地方整備局により優れた経済性と短工期が評価され、初めて当岸壁で採用された。

従来、ジャケット桟橋を用いた港湾荷役岸壁の構造は、埋立部の土留め壁および控え杭と水中部のジャケット本体を分離して設置していた。

一方、「アーク矢板ジャケット工法」は、ジャケット本体に埋立土を支える土留め壁を円弧状(アーク)にして一体化することで強度を高め、土留め壁の鋼重を大幅に低減し、さらに控え杭が不要となった。
この結果、一般的に材料費や現地施工費の低減により全体工事費20%のコストダウンを図った。また全体工期を10%程度短縮することが可能となっている。
同社は、今後整備が計画されている国際戦略港湾などに対して、『アーク矢板ジャケット工法』の技術提案を進めていく。また、東日本沿岸地域における震災復興整備においても積極的に提案することで採用数の拡大を図っていくとしている。

<工事概要>
発注者 :東北地方整備局
元請JV:若築・あおみ・大本JV
 工事名:仙台塩釜港仙台港区中野地区(-14m)築造工事
工事概要:岸壁築造工事のうちジャケット製作
     岸壁延長300m(今回受注分150m)(次回あり)
工期  :~平成25年3月25日

マリコンの若築は、震災復興工事で何個くらい工事を受注するのであろうか?

新型ジャケット受注

 

[ 2012年10月23日 ]
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