アイコン 7月の航空輸送 旅客数国外旅客数 海外14.1%増/国交省

国交省は10月24日、7月の国内外の旅客・貨物の航空輸送状況を発表した。

1.国内定期航空
7月分の国内定期航空の旅客輸送量は、7,268 千人、6,596,167 千人キロ、貨物輸送量は、80,112(85,410)トン、82,265(87,567)千トンキロであった。
(1) 旅客輸送は、人ベースで、対前年同月比8.7%増となっており、人キロベースでは、対前年同月比9.1%増であった。なお、座席利用率は、61.1%であった。
(2) 貨物輸送は、トンベースで、対前年同月比、0.4%増(0.7%増)となっており、トンキロベースでは、対前年同月比0.5%減(0.1%減)であった。なお、重量利用率は、37.6%であった。
(注1)貨物輸送の( )内は、超過手荷物、郵便物を含む数値である。
(注2)国内定期航空輸送実績には、コミューター航空輸送実績が含まれている。

2.国際航空
7月分の国際航空輸送の旅客輸送量は、1,237 千人、10,191,315 千人キロ、貨物輸送量は、94,953(99,458)トン、511,760(563,612)千トンキロであった。
(1) 旅客輸送は、人ベースで、対前年同月比14.1%増となっており、人キロベースでは、対前年同月比115.7%増であった。なお、座席利用率は、74.3%であった。
(2) 貨物輸送は、トンベースで、対前年同月比5.0%増(5.0%増)となっており、トンキロベースでは、対前年同月比5.9%増(10.8%増)であった。なお、重量利用率は、61.4%であった。
(注)貨物輸送の( )内は、超過手荷物、郵便物を含む数値である。
※ 本統計における国際航空輸送実績は、本邦航空運送事業者による運航のみを対象として集計したものである。

外国の航空運送事業者分も含めたものとしては、東京航空局及び大阪航空局作成の「管内空港の利用状況概況集計表(速報値)」により、国内の各空港別の旅客数及び貨物量が集計・公表されている。
昨年7月は、3月の東日本大震災の影響から旅行や催事の多くが自粛され、7月頃からやっと日本が動き出した頃である。

国際線は8月・9月になれば、7月約2割増であり行き先1位と2位の中国・韓国への旅客数が、中韓の反日の動きから、大幅に減じてくるものと思われる。
経済はお金の循環量=人の動きにより決定されており、景気がよければ、人の動きも活発となる。

<7月の国内幹線旅客数>
主要幹線
旅客数
前年比
幹線東京(羽田)-新千歳
782,184
100.2
東京(羽田)-福岡
606,466
101.7
東京(羽田)-沖縄(那覇)
441,934
100.7
東京(羽田)-大阪
394,260
103.6
福岡-沖縄(那覇)
116,846
101.7
東京(羽田)-関西
85,855
106.4
関西-新千歳
124,771
158.0
その他の幹線
509,612
134.3
3,061,928
107.4
7月の国内ローカル線旅客数
主要ローカル線
旅客数
前年比
東京(羽田)-鹿児島
183,078
106.6
東京(羽田)-熊本
156,528
107.3
東京(羽田)-広島
153,499
105.4
東京(羽田)-金沢(小松)
128,123
107.3
東京(羽田)-松山
116,278
107.4
東京(羽田)-長崎
109,180
106.8
東京(羽田)-宮崎
105,884
111.1
その他のローカル線
3,253,994
110.4
ローカル線合計
4,206,564
109.7
 
<7月の海外路線旅客数>
海外路線
旅客数
前年比
備考
中国
288,772
119.3
中国路線
韓国
175,075
119.6
韓国路線
その他アジア
400,750
115.2
 
米大陸
138,903
111.3
米南北大陸
太平洋
117,562
103.7
ハワイ、グアム等
ヨーロッパ
105,731
106.4
ロシア含む
オセアニア
9,923
101.7
 
合計
1,236,716
114.1
 
 
[ 2012年10月26日 ]
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