アイコン 西友/資格偽装 医薬品登録販売者試験資格

西友の店舗が、薬剤師でなくても一部の医薬品が販売できる「登録販売者」の資格試験を巡り、実務経験が 資格に満たない従業員約200人に受験資格を与える偽装就労証明書の発行を西友の内部調査で判明した。東京都の指摘により西友が内部調査したもの。これを 受け、厚労省が、薬事法違反容疑で調査を開始したことが4日判明した。

受験資格には医薬品販売を薬剤師のもとで、月80時間以上、1年間以上の実務経験があると勤務先が認めた証明書が必要となっている。

西友の調査では、偽装就労証明書を発行していたのは、資格試験が始まった4年前に遡り、これまでに少なくとも東京都内の約100人を含め19都道府県の合計約200人の従業員に対して、各店舗が偽装就労証明書を発行していたという。

なかには既に試験に合格し、西友の店舗で医薬品販売に従事している従業員もいるとみられ、厚労省は、薬事法に基づいて都道府県を通じて調査を始めている。

スーパーやコンビニなどは、当登録販売者資格取得に力を入れており、こうした問題は氷山の一角だろう。東京都へは垂れ込みか・・・。
 

[ 2012年11月 5日 ]
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