アイコン JR甲府駅のサドヤワイナリー/古名屋ホテルが落札してスポンサーに

JR甲府駅のサドヤワイナリー甲府市にある県内有数で老舗サドヤワイナリーの醸造場の建物や土地などが、多額の債務を理由に競売が申し立てられていたが、15日甲府地裁において競売にかけられ、甲府市の老舗の古名屋ホテルが約4億円で落札した。

サ ドヤワイナリー(山梨県甲府市北口3-3-24)には、醸造庫や貯蔵庫などの建物や観光施設がある。サドヤワイナリーの施設は、JR甲府駅から5分と近い うえ見学やワインの試飲、それに食事を楽しんだりすることができ県内のほか首都圏などから、多くの観光客が訪れる人気のスポットとして知られている。

明治42年からワイン一筋のサドヤ側は「事業を継続できることが何よりうれしい。今後の事業のすみわけについては古名屋さんと協議していきたい」と話しているという。
また、古名屋ホテルさんは「山梨が誇るブランドワインを守る思いで入札した。甲府駅北口には魅力があるのでホテル業と組み合わせた事業などに力を入れていきたい」と話しているという。
地元が助け合い、地域を盛り上げるのも地域企業の役目であるが、観光客も多いサドヤワイナリーを地元金融機関が4・5億円のことで何故助けなかったのだろうか。
サドヤワイナリーのワインは宮内庁ご用達ワインでもある。
 

[ 2012年11月16日 ]
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