金子原二郎前長崎県知事の賠償請求棄却される
12日、東京地裁は、金子原二郎参議議員(前長崎県知事)が、海砂採取事業をめぐる疑惑を報じた月刊誌「選択」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の選択出版社(東京)側に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決において、請求を棄却。
裁判の対象となったのは、海砂の利権を握る業者と県職員の癒着に関する県警の捜査に、当時知事であった金子氏らが“圧力をかけ立件をやめさせたと噂されている“とした昨年の同誌の記事。
畠山稔裁判長は、原告に関する部分については「読者は業者間の噂程度の話だと理解すると思われる」と指摘し「長崎県庁の社会的な評価を低下させても、原告本人の名誉を毀損する内容ではない」判断したもの。
政治家たるものが、噂話でみっともなく右往左往すれば逆に本当ではないかと疑われるということが理解できなかったのだろうか。
[ 2012年12月13日 ]
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