アイコン 12月の造船統計速報 稼働率さらに悪化/国交省

平成24年12月分の造船主要52 工場の鋼船建造実績は、起工25 隻、100 万7 千G/T、しゅん工13隻、63万3千G/T、しゅん工船価612億円、生産指数35.5であり、生産指数の前年同月比は、42.9%減と大幅に落ち込んでいる。

このうち、しゅん工実績は全て輸出船であり、一般貨物船は3 隻(パナマ向け)、ばら積み船は7 隻(パナマ・マルタ等向け)、コンテナ船は1 隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船は2 隻(パナマ向け)で、合計13 隻、63 万3 千G/T、生産指数37.3 であった。鋼船修繕実績は、107 隻、工事金額83 億円であった。

 世界最大の経済地域である欧州経済が、ギリシャはまだしもその後はハゲタカ格付機関に翻弄され悪化を続けてきたが、やっと底を打った感がある。欧米が経済を牽引する中で、中国含む東南アジアが活気づき、世界の荷動きが活発化、造船業界へも波及してくる。
しかし、中国の台頭は底知れず、低燃費の高機能船分野が日本の造船業界には求められ続けている。車同様。
 

[ 2013年2月 7日 ]
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