アイコン 円安原油高騰でハウス栽培業者・マンゴー農家悲鳴

円安により原油価格の高止まりが続く中、宮崎県内のマンゴーの生産農家ではこれから迎える出荷の最盛期を前に、ハウス栽培などで使う重油の費用の負担が増えるなどの影響が広がっている。

宮崎県内では温暖な気候を利用してマンゴーのハウス栽培が盛んで、5月に出荷の最盛期を迎える。宮崎市内の農家では、ハウスで合わせて広さ55アールでマンゴーを栽培している。2月20日から出荷を始めたが、今年は冬から春にかけて気温が低い日が多く、例年以上に暖房が必要だという。そうした中で、原油価格の高止まりも重なり11月以降の4ヶ月余りで例年に比べて燃料代などは150万円近く増え、ハウスのビニールを2重にしたり、出荷を前に、一部ボイラーを止め電気温風にしたりして、燃料代を抑える工夫をしているという。

マンゴーの価格はセリで決まるため、商品に価格転嫁できず、生活がかかっているので、なんとか高騰を抑えてほしいとしている。
ボイラー式のハウス栽培業者は全国どこでも同じで、農業ら悲惨だけをもたらすTPPを前に燃料価格高騰で打ちのめされている。

確かにガソリン価格は140円くらいから上がり始め、今では156円前後となっているが、WTI原油価格は11月から1月にかけ冬の需要期に入り値が上がったものの、2月半ばから落ちている。一方、円安の逆効果で東京価格は上がったものの、今では落ちている。しかし、タイムラグからかまだ市場価格は落ちていない。

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[ 2013年3月14日 ]
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