アイコン 上場企業HPにHP作成用ソフトで進入 株でボロ儲かり インサイダーではありません

証券取引等監視委員会は、複数の上場企業のHPから発表前の経営情報が漏えいし、情報を知った人が、株取引して利益を得ていたとみられるとして、企業に対して情報管理の徹底を呼びかけている。
情報漏えいしていたのは東証などに上場している複数の企業、会社のHPから決算などの経営情報が発表前に漏えいしていた。

これらの会社では、情報を、発表後、速やかにHPに掲載できるよう、あらかじめHP用のコンピューターに保管していた。
通常の方法でHPを閲覧しても情報にはたどり着けないようになっていたが、専用のコンピューターソフトを使えば簡単に見つけられる状態だったという。
証取委が調査したところ、兵庫県内の男性がこのソフトを使って情報を知り、株取引して、去年までに少なくとも数十万円の利益を得ていたことが分かったという。

こうした株の取引は、会社の関係者から情報を得たわけではないため、インサイダー取引には当たらないという。
企業のHPを閲覧する場合、通常は、パソコン画面のボタンをマウスでクリックして閲覧できる。企業は情報をリンクから外していたため、外部から閲覧されることはないと考えていたとみられる。しかし、HPのコンピューターには外部から接続することができるため、情報のデータが保管されている場所を直接指定すれば、誰でも閲覧が可能だったという。
ネットセキュリティー会社の担当者は、一度、HPに情報を置いてしまえば、誰にでも見られてしまう可能性がある。企業側の認識不足が情報漏えいの原因だと指摘しているという。
 

[ 2013年3月14日 ]
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