アイコン デフレへの道? 韓国

0527_03.jpgサムスンと現代の輸出で持っている韓国経済、しかし、内国経済は中国バブルとともに進んだ好景気も中国経済が停滞するや急速に落ち込んでいる。
そ れを象徴するのが、家計消費支出であり、四半期ベースでは最近では始めてマイナスに転じた。国民にはバブル時代の借金が覆い被さっており、中国経済が 8.5%の以上の経済成長率を見ない限り、中国との同調した動きとなる韓国経済はプラスに大きく展開する見通しには乏しく、連れて消費支出も抑えられたも のとなっている。

韓国政府は、消費支出減少の原因として、今年から大幅に拡充された幼稚園費・乳幼児保育料支援、授業料引き下げを挙げている。実際に乳幼児教育費が減少したことで、教育費支出は今年第1四半期に前年同期比▲6.9%減少した。しかし、統計庁は幼稚園費と乳幼児保育料の支出減少分を除いても、家計支出は全体で▲0.1%減少したと指摘している。

 消費支出が増加したのは衣類・履物(4.8%)、住居・水道・光熱(3.0%)、保健(2.9%)、交通(1.9%)、通信(1.8%)、娯楽・文化(3.3%)など。
 一方、乳幼児に対する保育費・学費支援の拡大により、教育(▲6.9%)やその他商品・サービス(マイナス12.3%)は支出が縮小した。
 食料品・非酒類飲料も名目ベースでは▲1.6%の減、実質ベースでは▲3.4%の減となった
その反面、 非消費支出の年金(5.9%)や社会保険(6.6%)の支出は増えている。
 1~3月期の月平均の可処分所得は同1.7%増の339万1000ウォン。貯蓄能力を示す黒字額は84万8000ウォンで同10.8%の大幅増となった。可処分所得に占める黒字の割合(黒字率)は25.0%で過去最高水準を記録した。生活防衛に走っているようだ。

 

[ 2013年5月27日 ]
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