アイコン 中国 すでに自動車も過剰生産設備へ 2015年には4千万台 在庫率1.5

2013年上半期全国自動車情報発表会が16日、北京で開催された。 中国自動車流通協会の羅磊副秘書長が自動車ディーラー在庫状況を分析したほか、自動車販売業者がメーカーの生産過剰や拡大しつつあるネット販売といった圧 力を抱えていると指摘、厳しい現状を明らかにしたと中国放送が伝えている。
中国自動車流通協会によると、

1、今年上半期は、1月を除き在庫係数がいずれも1.5という警戒線を上回った。
2、2015年に、国内主要 メーカーの生産は4000万台に達すると見込まれ、過剰な生産能力の圧力を抱えている。
3、このほか、業者のネットでの拡大が迅速に進み、自動車卸しのコンサ ル会社によると、2012年自動車販売店は前年に比べ16.6%増で2万1139社にのぼり、自動車市場の成長に対し大きく上回っている。
4、このため、異なるブランド間による販売競争のほか、同じブランド間の競争も激しくなり、最終的に生産増の割に収益増が見込めない状況に陥ってしまうだろう。
と伝えている。
 今後、中国製の自動車が、全世界にばら撒かれることになるが、修理工場、部品調達などアフターサービス網の構築にはかなりの時間を要すると思われ、その間、無償援助でのアフリカへのプレゼント輸出しかハケ口がないのが実情だろう。外資系の中国製自動車も生産規模を大きくしており、中国の自動車市場の拡大が、今後大きくは望まれず、外資系による熾烈な戦いが続くものと思われる。

中国自動車産業

[ 2013年7月22日 ]
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