アイコン ついに橋下氏が謝罪してしまった。

投稿者=トロイ

橋下徹橋下氏の一連の慰安婦騒動は何だったんだ。正論を主張する西村真悟を除名して、ありもしない従軍慰安婦と称する元慰安婦に謝罪する。日本維新の危うさを見た。

橋下徹は朝鮮勢力が送り込んだトロイの木馬だ!
http://yohkan.iza.ne.jp/blog/愛国画報 from LA

ついに橋下氏が謝罪してしまった。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925(狼魔人日記)

「風俗の勧め」の謝罪はともかく、元慰安婦にまで謝罪表明では、これまでの騒動は一体なんだったのだ。

元も子もないではないか。

筆者は、橋下氏の発言が微妙に変化していくことに危ぐを感じていたが、変化の原因は橋下氏の発言から垣間見れる「東京裁判史観」にあった。

戦後教育の自虐史観の洗礼を受けた橋下氏は「東京裁判史観」を払拭できないまま、外国特派員協会で外国人記者団と対決するという過ちを犯してしまった。

発言に影響力のある政治家の歴史認識は国家観の土台であり、国家観の欠落した政治家が公共の場で歴史認識を語ると今回のような騒動を引き起こすことになる。

「慰安婦」に謝罪を表明してしまったのでは、橋下氏の「(慰安婦問題で)日本だけが不当に非難されるのはおかしい」という正論との整合性を欠くことになる。

橋下氏の発言で最も整合性に欠ける部分を次に挙げるが、AとBでは到底同じ人間の発言とは思えない。

A-「国家の意思として組織的に拉致、人身売買をしたことを裏付ける証拠はなく、この事実を認めていないのが日本の立場だ」

B-第二次世界大戦前から大戦中にかけて、日本兵が「慰安婦」を利用したことは、女性の尊厳と人権を蹂躙する、決して許されないものであることはいうまで もありません。かつての日本兵が利用した慰安婦には、韓国・朝鮮の方々のみならず、多くの日本人も含まれていました。慰安婦の方々が被った苦痛、そして深 く傷つけられた慰安婦の方々のお気持ちは、筆舌につくしがたいものであることを私は認識しております。日本は過去の過ちを真摯に反省し、慰安婦の方々には 誠実な謝罪とお詫びを行うとともに、未来においてこのような悲劇を二度と繰り返さない決意をしなければなりません。

慰安婦が国家的拉致でもなく人身売買でもないのなら、「戦地売春婦」であり商行為の一種であることを認めている。

ならば、橋下氏は何故元売春婦に謝罪とお詫びをするのか、整合性に欠けるではないか。

この手の問題で女性団体や反日マスコミを敵に廻すことはある程度やむ得ぬことだとしても、言葉の壁を伴う海外メディアを敵に廻すようなことになれば収集がつかなくなる。

>米メディアは「橋下氏がsex slaves(性奴隷)を容認した」などと報じ、米国務省報道官が「言語道断で侮辱的だ」と不快感を示した

これに関しては朝日新聞の意識的歪曲報道が指摘されているが、一旦海外メディアに橋下非難の火の手が上がってしまったら、いくら正論を述べても鎮火は至難の業。

戦略も立てないまま「炎上殺法」で慰安婦問題という敵に喧嘩を売ったツケは、日本維新の会だけでなく日本国民が負うことにもなりかねない。

後先考えずメラノーマの切除を試みたが、手術と同時に全身に転移し狼狽する医師の姿が、脳裏を過った。
 

【おまけ】

昨日の八重山日報の一面トップを大きく飾ったのはこのニュース。
 

 2013年5月27日
中国船、また地元漁船追跡 常態化する領海侵犯

 
 民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」がチャーターした地元漁船など4隻が26日、尖閣諸島周辺で釣りを行った。中国海洋監視船3隻が午前10時5分 ごろから相次いで領海侵犯し、漁船団を追跡する動きを見せたが、海上保安庁の巡視船が阻止。漁船団は無事、釣りを終え、同日午後5時ごろ、石垣漁港へ帰港 した。

  
尖閣周辺での釣りを終え、石垣島に戻った「頑張れ日本!全国行動委員会」の漁船=26日午後、石垣漁港
 中国公船は、これまでも尖閣領海で地元漁船を追跡、包囲する動きを見せている。中国公船が地元漁船の操業を妨害するため、領海侵犯を繰り返している実態が改めて浮き彫りになった。中国公船の領海侵犯は昨年9月の尖閣国有化後、46回目。


 同委員会の水島総幹事長によると、漁船団は25日夜、石垣漁港を出港。中国公船が来ても移動しないと海保には通告していたという。
 26日朝、魚釣島周辺で釣りをしていると、午前10時ごろ、中国海洋監視船「海監66」「海監46」「海監26」が接近してきた。
 海洋監視船は漁船団に向かってきたが、海保の巡視船が割って入るなどして漁船団をガード。


 漁船内はしばらく騒然としたが、海洋監視船が時おり、汽笛を鳴らす以外の行動は見せなかったことから、すぐに落ち着きを取り戻したという。
 漁船団は正午過ぎまで釣りを続けた。その間、海洋監視船に向け「君が代」を大音量で流すなどのデモンストレーションも行った。


 漁船団は正午過ぎ、釣りを終えて石垣島へ向かったが、海洋監視船2隻が20~30分間にわたって漁船団を追跡した。
 巡視船の警護を受けたため、漁船団に被害はなかった。
 海洋監視船3隻は領海内で約5時間航行し、午後3時14分ごろまでに領海内を退去した。


 同委員会のツアーは4月に次いで14回目。水島幹事長は「漁業活動ができたことは良かったが(領海侵犯が常態化している)状況を続けてはいけない。領海侵犯したら海上自衛隊が撃沈するか、拿捕(だほ)する法律を作るべきだ」と話した。

             ☆

沖縄県に所属する尖閣近海は中国船に領海侵犯を受けているのに、沖縄タイムスは尖閣防衛の切り札と言われるオスプレイの沖縄配備に意義を唱える記事を、一面トップで掲載。 合計6面を使って「反オスプレイ」の記事を掲載している。

これでは中国にラブコールを送っていると思われても仕方がない。

発売中の「うらそえ文藝」2013年、台8号で地元在住の評論家・津嘉山武史氏が、地元沖縄が中国に向かって発進する「ラブコール」について論じているので、興味のある方はご購読下さい。

孫崎氏の「棚上げ論」を斬る!・・・尖閣問題と八重山教科書問題 、津嘉山武史 (「うらそえ文藝」第18号 2013・5)

 

[ 2013年5月28日 ]
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