日本電機工業会が発表した７月の国内で出荷されたエアコン台数は、月前半に猛烈な暑さとなったことなどから、７月としてはこれまでで最も多い１６９万８０００台となった。
これは前年同月比１１％増、統計を取り始めた昭和４７年以降では７月の実績としては最も多くなった。また出荷台数は、６月に続いて２ヶ月続けて過去最高となった。
猛烈な暑さと電気料金の値上げに省エネ性能の高い製品への買い替え需要によるものと見ている。
また、エアコンや冷蔵庫など、いわゆる白物家電全体の出荷額も、先月は２６８７億円と前年同月比５．６％増、この１０年間でみると、猛暑と家電エコポイント制度で好調だった平成２２年に次いで、７月としては２番目に高い出荷額となった。