アイコン はだしのゲンの閲覧を制限したのは松江の鬼ばばぁの単独プレー

はだしのゲン松江市教委が、図書館を持つ市内の小中学校49校に要請した漫画「はだしのゲン」の閲覧制限は、当時の福島律子教育長が幅広い意見聴取をせず、一方的に、しかも独断で学校現場へ閲覧制限を要請した経緯が、関係者の証言で明らかとなっている。

 「(制限は)市教委事務局の判断で構わないと考えたが、教育委員会議に諮るべきだった」。昨年12月に閲覧制限を決めた当時教育長で、さらに天下った松江市総合文化センター館長の福島律子バァさんは当時の対応の不備を認めている。

発端は、「間違った歴史認識を植え付ける」として学校図書館から「ゲン」の撤去を求める市民の陳情が、市議会に提出された。しかし、市議会は昨年12月、陳情を全会一致で不採択としていた。
それにもかかわらず、福島律子教育長たちが協議。有識者の意見や他市の対応から「撤去は不適当」としたが、本棚から書庫に移す「閉架」や貸出制限を各校に求める対応を、勝手に内部協議だけで決定して、通知していた。
市教委は「暴力的な描写」を問題視して、古川康徳副教育長は「表現の自由よりも、子どもへの悪影響を防ぎたい思いが強かった。行き過ぎた制限とは考えなかったが、慎重さを欠いていた」と振り返っている。
 
一方、広島市の松井市長は21日の記者会見で、漫画「はだしのゲン」を松江市教育委員会が小・中学校の図書室で子どもが自由に閲覧できないよう学校側に要請していた問題について、「広島市では世界平和や家族の絆を子どもたちに教える教材として活用していて、ぜひ参考にしてほしい」と述べ、「作品全体を読めば、世界平和への強い願いや被爆の実態、家族の絆や命の大切さが込められていることが分かるはずだ」と述べた。
そして、松江市教育委員会の対応について「いいとか、悪いとかいう立場にない」と述べたうえで、「子どもたちが作品に接する機会を排除することに重きを置きすぎた対応ではないか。広島市は『ゲン』の中から場面を選んで、小学3年生に世界平和や家族の絆を伝える教材として活用している。ぜひ参考にしてほしい」と述べている。

ヒロシマをナガサキを他山の石とばかりに鬼ばぁばぁとなってしまった福島律子元教育長である。

[ 2013年8月21日 ]
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