アイコン 佐川急便/物流基地資産1,000億円を流動化へ、拠点拡充拡大へ

佐川急便を傘下に持つSGホールディングスは、不動産投資信託(REIT)を活用して1000億円規模の資金調達を検討している。
ネット通販の普及で宅配便の取り扱い個数が、急速に拡大する中、調達した資金を活用して配送網強化などにつなげる狙いがある。

佐川グループは4月、不動産の運営・管理などを手がけるザイマックス(東京都港区)と共同で、資産運用会社「SGアセットマックス」を設立している。
「SGアセットマックス」が、REITの立ち上げ準備を進めており、認可が得られ次第、組成する予定。投資家などから出資を募り、3~5年かけて1000億円まで規模を拡大する。
REITの運用対象には、佐川グループの物流センターや営業拠点などを組み入れる予定。
 
国内物流大手が、資金調達でREITを活用するのは初めてとみられる。佐川急便グループは千葉県柏市や大阪市などで大型集配拠点の建設を進めており、今後も大都市周辺で建設を計画している。REIT活用で資金調達を多様化し、事業展開を加速する。


 

[ 2013年10月 7日 ]
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