アイコン HP閲覧だけでウイルス感染 国・省庁ほか共同通信社のHPにも

国の省庁や大企業で頻繁に利用されているHPにウイルスを仕掛け、機密情報を盗もうとする新たな手口のサイバー攻撃が相次いでいることが分かり、セキュリティー会社が注意を呼びかけている。
東京の複数のセキュリティー会社によると、今年8月から、国の省庁や大企業で頻繁に利用されているHPに、ウイルスを仕掛けるサイバー攻撃が相次いでいるという。

ウイルスが仕掛けられたのは、共同通信社などが運営する行政関係者向けのニュースサイトなどで、閲覧した人のパソコンから機密情報を盗もうとしたとみられている。
攻撃には、マイクロソフト社のインターネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー」の欠陥が悪用されていて、どんな対策をしていても、HPを閲覧しただけで感染するようになっていたという。

また、このウイルスは、国の省庁など特定の組織からの閲覧者だけに感染するよう仕組まれていて、不正が発覚しにくいようになっていたという。

このウイルスへの対策のため、マイクロソフト社は10月9日から、閲覧ソフトの欠陥を修正するプログラムの提供を始めている。

セキュリティー会社「ラック」によると、メールによる攻撃に比べ、ホームページを使った攻撃は発見が難しく、手口も非常に高度だ。通信の監視を強化するなどの対策を進める必要があるとしている。
以上、

<マイクロソフトもお手上げ状態の他力本願か>
本年6月から1ヶ月間、マイクロソフトでは、Windows 8.1 Preview に組み込まれた保護手段への「真に新しい脆弱性利用テクニック」に対して最大で10万ドルを与えるとしていた。
また、提出した脆弱性利用に対して有効な防御手段について助言も追加することによって、最大で5万ドルまでの Bluehat Bonus for Defense が与えられるとしていた。
これにより、たとえば誰も思いつかなかった方法で Windows 8.1 を外部から乗っ取る方法と、的確な防御法も提出することで、最大で15万ドルの賞金が得られる仕組み。
さらにマイクロソフトは、Windows 8.1 Preview に含まれる Internet Explorer 11 の致命的な脆弱性についても、一件につき最大1万1000ドルの賞金を設定していた。
 

[ 2013年10月10日 ]
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