アイコン 血液一滴でがん判明分析 清華大学羅永章教授らHsp90α定量分析キット開発

人民日報17日、清華大学の生命学院の羅永章教授の研究チームが、 世界で初めてHsp90αタンパク質を新たな腫瘍マーカーとして独自に開発したHsp90α定量分析キットがこのほど臨床試験を通過し、国家第三類(最高 レベル)の医療機器証書とEUの認証を取得したと報じた。
これは24年前のHsp90α発見以来、世界で初めて臨床使用された製品であり、腫瘍患者の病状の観測、治療効果の評価水準、腫瘍個別化治療の実現を促すもの。

その他の腫瘍分析手段と比べ、腫瘍マーカーは利便性が高く、コストも大幅に引き下げられる。
患者の一滴の血液を使い、Hsp90α定量分析キットを用い血漿に含まれるHsp90αの量を調べることで、病状の観測および治療効果の評価に用いることができ、腫瘍個別化治療に対して補助的な根拠を提供する。
Hsp90αは肺がんと関連する腫瘍マーカーとして証明されている。
Hsp90αには広域の特性があり、肝臓がん、乳がん、直腸がん、前立腺がん、すい臓がん、胃がんなど、その他の腫瘍の臨床試験も近日中に完了される見通しだという。
以上、
清華大学は、中国有数の大学で世界にも知られた大学である。また、人民日報は、中国共産党中央委員会の機関紙であり、今回の報道は、真実だろう。

Hsp90α・・・熱ショックタンパク質(英:Heat Shock Protein、HSP)とは細胞が熱等のストレス条件下にさらされた際に発現が上昇して細胞を保護するタンパク質の一群であり、分子シャペロンとして機能する。ストレスタンパク質(英:Stress Protein)とも呼ばれる。Hsp90にはHsp90αとHsp90βというアイソフォーム(アイソザイムのように、構造は異なるが同じ機能をもつタンパク質.酵素に限らず、ほかのタンパク質についてもいうために範囲を広げてアイソフォームとする)が存在する。・・・理解できない。

[ 2013年11月19日 ]
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