アイコン 富久娘酒造の大吟醸じつは・・・蔓延する虚偽表示 みんなで渡れば怖くない

1681年創業の灘五郷の一つ「富久娘酒造」(オエノンホールディングス傘下)が、虚偽表示をして日本酒を販売していた問題で、会社は少なくとも4、5年前から吟醸酒などの原料に規格外のコメを使っていたことを明らかにした。

今回の問題は、
醸造アルコールを注入した酒を「純米酒」と表示。
条件に該当しない規格外のコメを原料に使用した酒を「吟醸酒」
などの虚偽表示をして販売していた。
規格外の米を使用した場合は単なる「清酒」表示するきまり。

「富久娘酒造」の小島久佳社長は12日、社内調査の結果、少なくとも4、5年前から吟醸酒などの原料に規格外のコメを使っていたことという。
同社では、少なくとも2年前から醸造アルコールを混ぜたていたと見られる記録が、社内に残っている。製造現場が酒のアルコール度数を安定させるため醸造アルコールを使ったと見られるという。
以上。

国内のブランド産を業者が偽装して中国産を使用した場合、逮捕されることもしばしば。
今回のように一流ホテル・旅館やレストランが、一斉に偽装食材を発表すれば、「赤信号!みんなで渡れば怖くない」とばかりに、矢継ぎ早に発表している。
厳罰を処さない限り、こうしたことは喉もと過ぎれば、また再発する。
建設業者に指名停止があるように、官庁人の公的宿泊の一定期間の停止とか・・・。
ブラジル産の地鶏
小さな業者には徹底して圧力かける農林水産省も大きな企業へは足が向かないのだろう。
今回、唯一足が向いているのが、偽装食材の塊であった近鉄旅館システムズ系の奈良万葉若草の宿三笠、ブラジル産などの鶏肉を奈良県特産の大和肉鶏と偽装していたそうだ。
JR九州系の宮崎のホテルでも、宮崎地鶏で有名な宮崎、その地鶏料理(表示は地鶏)には、ブラジル産鶏肉が使用されていたが、JR九州系に対して、農政局は形式的にも動くのだろうか。

 整形美人の加工肉
加工肉の成型肉は、細かいくず肉や内臓肉を「軟化剤」で柔らかくして「結着剤」で固め、形状を整えた整形美人化された加工肉。ステーキの形状やサイコロステーキ形状など多彩。
牛肉の赤身に牛脂や食品添加物などをお注射した「インジェクション加工」と呼ばれる処理を施した牛肉も含まれる。
どこ産のどの部位を使用した肉か皆目見当も付かないものが、美味しい神戸牛に化ける。
 

[ 2013年11月13日 ]
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